オリーブオイル 3つの約束とD.O.P.(ディー・オー・ピー) |
オリーヴオイルは、品質の変わりにくい安定したオイルです。
上質なだけに「もったいない!」と思われるかもしれませんが、
実は、揚げ物といった加熱にも適しています。(そのお話はまた今度☆)
もちろん鮮度が良いに越したことはないので、
開封したら、上手に保存して早めに使い切りましょう!
では、オリーブオイルの3つの約束。
1.直射日光のあたるところに置かない
オイルは紫外線を嫌います。女性のようにとってもデリケート。
なので黒っぽい遮光性のビンに入っているものが多いのですが、
透明なビンの場合はアルミホイルをまいてあげれば大丈夫。
その上、冷暗所に大切にしまってあげればパーフェクトです。
2.オイルを空気に触れさせない
オイルもワインやコーヒー豆と同様、空気に触れると酸化します。
使っている内に空気に触れる表面積がおおくなっていくので、
長いサイクルでじっくり使う場合、少しずつ風味が落ちてしまいます。
思い切ってドンドン使っちゃってください! とオススメしてますが、
あらかじめ小瓶にいくつか分けちゃうのも手です。
3.高温の場所に置かない
ガスレンジの脇につい置きっぱなし・・ というのわかりますが、
なるべく涼しい場所にその都度しまってあげてくださいね。
とくに夏場はオイル自体が30度以上にならないように!
でも、冷蔵庫にはいれません。結晶化しても常温でもどりますが、
くりかえしているとしだいに香りが飛んでしまうのです。
多彩な個性をもつオリーブオイルの味わいは、
料理を「引き立てる」ものと「ふくらませる」ものに大別されると思います。
たとえば、"Con te コンテ"で扱っているアブルッツォ産のDOPオーガニック・オイルは、
まさに後者の方で、パスタやパンといった粉モノ、豆類、穀物類との相性がバツグン!
素材の持ち味に調和してコクを出したり、あるいは違った味が生まれたりするタイプです。
比較的、強い、鮮烈な個性を有してるので、より調味料に近い使い方ができます。
▼ オーガニック認定 DOPオリーブオイル 500ml Tommaso Masciantonio
Tommaso MasciantonioのオーガニックEXVオリーブオイルは、EU統一基準をクリアした、D.O.Pマークとオーガニック認定マークが表示されています(写真右)。この場合、COLLINE TEATINE がD.O.P.(Denominazione di Origine Protetta)表記です。
D.O.P.(Denominazione di Origine Protetta) は、直訳すると「保護指定原産地呼称」。製品の産地を国が保護地域として指定し、その産地の製品であるという表示・呼称を国が保証する、という意味です。たとえば、イタリアワインの D.O.C や D.O.C.G も同様の制度と言えます。
オイルやワインは最終的に瓶詰めし製品化した国が原産国となるので、それでは本当の原産地がわからなくなります。また、その土地ごとの生産物本来の品質や信頼を損ないかねません。そこで、D.O.P や D.O.C は、原材料の栽培、収穫、加工、瓶詰めに至るまで、すべての製造工程をその土地で行っていることを保証します。少なくとも、素性は間違いないはずです。D.O.P の詳しい説明はまた別の機会に譲りますが、これはイタリアの輸入食材のクオリティを見極める上で、ひとつの判断材料にはなると思います。
【Con te コンテ】では、オリーブオイルに限らず他の食材においても、
品質や安全性、生産者や輸入元の信頼性などをしっかりと見極めた上で、
皆様のご家庭にお届けするという理念の下、Webショップを運営しております。
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